世界の医療機器市場は約20兆円、今後も世界規模で高い成長が見込まれており、2020年代初頭には現在の2倍の約40兆円市場に達すると予想されています。アメリカをはじめ、世界の主要国は医療分野のIT化や革新的ロボット技術などの技術開発に公的資金を積極的に投入し、医療機器業界の発展を促しています。

日本の医療機器市場も増加傾向

日本における医療機器の市場規模は約2兆4,000億円で、平成14年から23年までの直近10年間の平均成長率は2.1%になり、堅調に成長を続けています。15年前の平成9年の売上高と比較してみると、1.23倍に拡大しています(下図参照)。

 

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今後の成長に期待が集まる

疾病を未然に防ぎ、初期の段階で発見、速やかに治療したい、とは誰もが思うこと。超高齢化社会のいま、その願いはますます大きなものへとなっています

例えば、血液や体内の小さな異常を発見することで病気を未然に防ぐ。がんや血栓(血管中の血の塊)を早期に正確に発見することで、大きな負担をかけることなく治療。たとえ病気になっても体に大きな負担をかけずに高度な外科的治療を行う、高性能ロボットによる手術など、高度な技術力を要する医療機器の技術開発への期待は大きく、さらなる成長が期待できます。