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製薬業界は他の産業に比べ、景気の浮き沈みに左右されない、安定した産業だと言われています。それは、病気の治療や予防は生きていくうえで不可欠だからです。

現在、日本の医薬品市場は約9兆円にのぼり、世界第2位の医薬品市場規模を誇っています。今後、高齢化社会の本格的な到来により、医療・医薬に対する関心はさらに高まり、同時に医療分野の技術革新や産業の活性化が期待されるなか、医薬品業界は高水準かつ安定的な成長が見込まれます。

MR(医薬情報担当者)が活躍

医薬品メーカーから病院や開業医へ出向き、自社製品の情報提供、普及・拡大を行う「MR」(医薬情報担当者)は全国で5万人以上が活動しています。MRの主な役割は、患者さんの安全を確保するために、医薬品に関する情報をドクターなど医療従事者へ提供し、医薬品の適正使用を促すことです。また、他社製品よりもいかに優れているか、効果や効能を詳しく説明できる専門的な知識が必要です。

従来、製薬メーカーは自社の正社員だけでMR活動を展開してきましたが、15年前 「CSO」(医薬品営業業務受託機関)が日本で誕生してから、メーカーのMRだけでなく、CSOから派遣されるMR(コントラクトMR)の数が急増しています。

コントラクトMRは当初、欠員補充や中途採用時の試験的な活用というイメージがありましたが、CSO企業の「プロフェッショナルなMRを医薬品メーカーに派遣したい」という強い思いの元、さまざまなトレーニング、スキルアップを図った結果、近年ではコントラクトMRが持つスキルや専門性の高さ、MRサービスの多様化などがCSOの価値として製薬企業に認められてきました。